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リハビリテーション整形外科

慢性的な肩こり、頚部痛とリハビリテーションとの関わり

慢性的な肩こりや頚部痛は、現代社会における生活習慣や仕事の仕方に根深い関係があり、多くの人々がこの不快な症状に悩まされています。当クリニックでは、この一見単純ながらも生活の質に大きく影響する問題に対し、専門的なアプローチを提供しています。 アプローチ方法としては、処方薬、注射、生活指導、電気治療、リハビリテーションと分けられますが、リハビリテーションの場合はより根本的な原因となるメカニカルストレス(ストレスの原因)を身体全体から整えていきます。状態によって、保険の適応となるアプローチ方法が変わりますので、どのアプローチが適切か一度ご相談ください。

筋肉の緊張:姿勢による負担、長時間同じ姿勢での作業、

精神的なストレス等により、頚~肩周りの筋肉が過剰に緊張し

血流が悪化することで生じます。フォアヘッドと呼ばれる頭が

前にでる姿勢になると頭を支えるために首の後面の筋は緊張し つづけます。

頚椎の老化や不正な姿勢による負担が、長期間にわたって続くと、頚椎に変形や症状を引き起こす可能性があり、治りにくくなります。

肩の関節や周囲の組織の炎症により、肩の動きが制限され、痛みやこりを引き起こします。

肩こりは、頭痛やめまいの原因となることもあります。特に、頚椎の問題からくる場合には、神経の圧迫や血流不足が頭痛やめまいを引き起こすことがあります。

肩こりが悪化すると、痛みが腕に放散して感じられることがあります。これは、頚椎の神経根が圧迫されることによるもので、しびれや力の低下を伴うこともあります。

当クリニックでは、慢性的に方にストレスがかかる原因を追究するために、一人ひとりの症状や生活習慣に合わせたリハビリテーションプログラムを提案しています。これには以下のような内容が含まれます

長時間のデスクワークなどによる不良姿勢を改善するためのアドバイスや、日常生活で簡単に取り入れられるストレッチを提供します。首や肩まわりだけではなく、支えとなる土台の体幹の可動域や筋力から整えていきます。

体幹や肩のコアと呼ばれるインナー筋を強化し、軸を安定させてから外側のアウター筋をつけることで、柔らかい体を作り肩こりの予防や改善を目指します。

首や肩の負担をなくすために猫背や肩甲骨の固さを取り除いていきます。

温熱療法や電気刺激療法など、症状の緩和を目的とした治療を行います。

慢性的な肩こりは、放置するとさまざまな疾患に繋がる可能性があります。早期の段階で適切な対応が健康な日常生活を取り戻すための鍵となります。

特に慢性的に繰り返している方は、なぜ肩こりになるのかを追究して、原因に対してアプローチを行うことをお勧めします。日常生活での姿勢の改善、適切な休憩の取り方、リハビリテーションを通じた姿勢調整など、慢性的な肩こりを予防・改善するための方法は多岐にわたります。重要なのは、自分の身体と向き合い、適切なケアを行うことです。